サマリー
私は幼い頃からビジネスの世界に身を置き、資本主義こそが成功への道だと信じていました。しかし、TikTok上で多くの「同志」と呼ばれる人々と議論を交わすうちに、私の考えは大きく揺らぎました。なぜ資本主義はこれほど多くの格差や貧困を生むのか?なぜ努力しても報われない人がいるのか?こうした疑問に向き合い、共産主義の思想を学ぶことで、私は資本主義の本質を理解し、最終的に共産主義者となる決断をしました。本記事では、私がどのようにして資本主義を疑い、共産主義へと至ったのかを詳しく解説します。
考察
幼少期からの資本主義的価値観
私はシステムを考えることが好きで、幼い頃からビジネスの世界に興味を持っていました。小学生の頃からお金を稼ぐ方法を考え、最初のビジネスとして「The Pro Hackers」というハッキング関連の会社を立ち上げました(もっとも、クライアントは獲得できませんでしたが)。その後、マーケティング会社を設立し、ソーシャルメディアの成長支援を行いながら、ビットコインにも手を出しました。私は生まれながらの起業家であり、資本主義を全力で支持していました。
TikTokとの出会いと価値観の揺らぎ
しかし、TikTokを使い始めたことで、新たな視点に触れることになりました。私は「資本主義は最高だ」「資本主義はイノベーションを生み、誰もが成功できる」と信じていましたが、TikTok上の多くの共産主義者たちは私の意見に異を唱えました。
彼らは私に次のような問いを投げかけました。
「資本主義が素晴らしいなら、なぜ何百万もの人々が飢餓に苦しんでいるのか?」
「資本主義が素晴らしいなら、なぜ1人のホームレスに対して7つの空き家が存在するのか?」
「資本主義が素晴らしいなら、なぜアメリカの60%の人々が給与ギリギリの生活をしているのか?」
私は最初、これらの問いに対し、「努力が足りないからだ」「自己責任だ」と答えていました。しかし、次第にこの考え方が間違っていることに気づきました。なぜなら、人が生まれた場所や環境は自分では選べないからです。貧しい家庭に生まれ、教育の機会が十分に与えられなかった人々が、どうやって成功できるのでしょうか?
資本主義の構造的問題
私の考えが大きく変わったのは、資本主義の根本的な問題に気づいたときでした。資本主義は努力すれば報われるシステムではなく、むしろ富裕層が貧困層を搾取する仕組みになっています。
なぜ「社長」と「従業員」という関係が存在するのか?
なぜ労働者が1日に1,000ドルの価値を生み出しても、給与として支払われるのは50ドルなのか?
なぜ大企業は競争を避けるために新しい技術を買収し、それを市場から排除するのか?
- これらの疑問に対する答えを求めるうちに、資本主義の本質は「搾取」であることが明確になりました。資本主義の目的は「社会全体の幸福」ではなく、「一部の富裕層の利益の最大化」にあるのです。
結論
私は最終的に共産主義を学び、その理念に共感しました。共産主義の文献を読むことで、資本主義がどのようにして格差を生み出し、労働者を搾取しているのかが明確になりました。私が共産主義を支持する理由はシンプルです。それは「人々の生活を向上させるため」です。
すべての人に住む家を提供する
誰もが食料を得られるようにする
無料で医療を受けられる社会を作る
教育の機会を平等にする
これらは決して夢物語ではなく、実現可能な目標です。資本主義ではなく、共産主義こそが人々の生活を根本的に改善するシステムなのです。だからこそ、私は共産主義者になりました。そして、あなたも共産主義について考えてみるべきです。
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