【thekoreanveganが語る】アメリカで広がる違法なICE拘束―今、知っておくべき移民と市民のリスクとは?

動画の概要と注目ポイント

アメリカで今、自然出生の米国市民でさえも移民税関執行局(ICE)によって違法に拘束されるケースが増加しています。今回紹介するthekoreanveganの動画では、実際にシカゴで起きた驚くべき拘束事例を取り上げ、法の無視と人種差別がいかに日常的になりつつあるかを語っています。これは特に、非白人や移民、またその家族を持つ人々にとって極めて重要な警鐘です。

アップローダー紹介

thekoreanveganことジョアンナ・リー・モリオカは、弁護士であり、著名なTikTokerとしても活動しています。法的な知識と個人的な経験を交えたコンテンツで、多くの人々に社会的・法的課題について考えるきっかけを与えています。

動画の内容まとめ

不当拘束の実例:市民であっても標的に

シカゴで、54歳の自然出生の米国市民が、証明書を持っていたにもかかわらず、ICEによって不法に拘束されました。財布を取り上げられ、10時間もの間理由の説明もなく拘束され、最後に身分確認が取れて釈放。ICEはこの拘束を「記録がない」と主張しています。

対策1:身分証明の携帯を徹底する

市民であっても、パスポートカードなどの証明書を常に携帯することが推奨されています。特にアクセントの強い親を持つ家庭や移民家庭は、証明書を身につける習慣を持つことでリスクを軽減できます。

対策2:拘束現場では即「ライブ配信」を

第三者としてその場に居合わせた場合、自分も「巻き添え拘束(Collateral Arrest)」の対象になる可能性があります。スマホで録画ではなく、TikTokライブなどで生配信を行うことで証拠が確保され、身を守る手段になります。

対策3:今は「海外旅行再考」の時期

非白人または非市民の人々は、今海外に出るリスクを慎重に見極めるべき時期です。入国時に厳しいチェックを受け、少しでも疑念を持たれると拘束される可能性があるためです。

対策4:自分だけでなく周囲にも警鐘を

たとえ自分が白人で市民であっても、家族や友人、隣人に移民や非白人がいるならば、彼らにもこの情報を共有することが重要です。ICEが拘束の判断材料にするのは、名前や外見であることも少なくありません。

筆者の感想と考察

この動画を見て改めて感じたのは、「法治国家」としてのアメリカの危うさです。法律が存在しても、それが現場で守られないのであれば、市民の権利は簡単に踏みにじられます。特に、「見た目」や「名前」といった表面的な要素で拘束される社会は、明らかに差別に基づいた体制です。私たちも日本から見て他人事とは思わず、法や人権について関心を持ち、共有していく必要があると強く感じました。

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