実写版『機動戦士ガンダム』映画プロジェクトに新たな動きがありました。当初、Netflixでの配信が予定されていましたが、最新の報道によると、Netflixと初期の監督であるジョーダン・ヴォート=ロバーツ氏はプロジェクトから離脱し、新たにジム・マイクル氏が監督に就任しました。これに伴い、配信形態も全世界での劇場公開へと変更されたようです。
さらに、米メディア「Deadline」の報道によれば、女優シドニー・スウィーニーが出演に向けて最終交渉段階に入っているとのことです。
この実写映画は、モビルスーツに乗る敵味方のパイロット同士の恋愛を描く作品になるとの噂もあります。これは過去に『機動戦士ガンダム0080 ポケットの中の戦争』や『第08MS小隊』といったOVA作品で既に描かれたテーマであり、アニメファンには既視感のある設定です。
ただし、これらの作品は数話構成で時間的余裕があり、戦争と恋愛という複雑なテーマを丁寧に描くことができました。それに比べて映画は90〜120分程度の尺に収めなければならず、ガンダムのように政治的背景や「ニュータイプ」などの深い世界観を持つ作品には不利なフォーマットです。
さらに、アニメやマンガ原作の実写化に対するハリウッドの実績は、正直なところ芳しくありません。直近では海外向けに作られた『機動戦士ガンダム:Requiem for Vengeance』が大失敗に終わった例もあります。
このような背景から、多くのファンは今回の実写映画にも懐疑的な目を向けています。もちろん、成功すれば嬉しい驚きではありますが、ガンダムという長寿シリーズの魅力はその重厚なストーリーテリングにあり、それを短時間の映画で再現するのは至難の業です。
シドニー・スウィーニーの起用は話題性がありますが、果たして本当に“ガンダムらしい”作品に仕上がるのか、今後の展開を見守る必要がありそうです。
💬 海外の反応
セーラ・マス
パーフェクト・キャラ・スーンだが、おそらくセイラだろう。
コメント