【アメリカ発】伝説ブランド「Lip Service」の秘話と貴重ジャケットコレクションをTikTokで発信中!

導入文

かつてアメリカのパンク・ゴス系ファッションブランドとして一世を風靡した「Lip Service(リップサービス)」。その創設者と親しかった人気TikToker、Madeline Pendletonさんが、貴重なコレクションを紹介する動画が話題を呼んでいます。ファッションマニアや90年代カルチャーに関心のある人は必見。彼女が語る裏話やジャケットのディテールは、ヴィンテージファッション好きにとってまさに“神回”です。

アップローダー紹介

Madeline Pendleton(マデリン・ペンドルトン)さんは、オルタナティブファッションやDIYカルチャーを中心に発信しているTikTokerで、自身もファッションブランドの運営者。リアルな体験と鋭い視点が人気の理由です。

動画内容まとめ

【1】創業者と過ごした2年間の思い出

Madelineさんは、Lip Service創業者と2年間交際していた過去があり、その間に多くの希少なアイテムを譲り受けたとのこと。中には彼の私物ジャケットも含まれ、思い出とともに語られます。

【2】Lip Serviceの“始まりのジャケット”

最初に紹介されたのは、Lip Service最初のロゴがプリントされた80年代のライダースジャケット。タグや内装まで手作業でリメイクされており、ブランドの原点を感じさせる一着です。

【3】ギフトとして集まった名作たち

彼女のファンや友人から贈られたレアアイテムも登場。スカルプリントのショート丈フーディや、ストレートジャケット風のジャケットなど、Lip Serviceらしさ全開のデザインが目を引きます。

【4】Axl Roseとの伝説的エピソード

ブランドを一躍有名にしたのは、Guns N’ RosesのAxl Rose。彼が無造作に選んだ「WAR」ジャケットが、メディア露出によりLip Serviceを一気に有名にしたという秘話も語られています。

【5】政治的メッセージとデザインの融合

初期のジャケットには「貧しい人にお金を」など、創業者Drewの政治的信念がタグにも込められていました。服に社会的メッセージを織り込むその姿勢が、ブランドの唯一無二性を高めています。

筆者の感想と考察

Madelineさんの動画は、単なるファッション紹介にとどまらず、カルチャーと時代背景、そして人とのつながりを映し出しています。特に、Axl Roseの登場でブランドがブレイクするくだりには、ストリートファッションがどのように主流文化へ昇華されるかというヒントが隠されています。Lip Serviceのようなブランドが再評価される今、こうした記録はまさにアーカイブ的価値を持つと言えるでしょう。

完全翻訳

完全翻訳

私は以前、「Lip Service」という服のブランドを立ち上げた人と付き合っていました。付き合っていたのは2年間で、彼は残念ながら亡くなってしまったのですが、その間にとても特別でレアなLip Serviceのアイテムをいくつか譲り受けました。多くは彼のクローゼットからで、「もういらないからあげるよ」みたいな感じでした。

今日はその中から、いくつかジャケットを紹介します。一番お気に入りのジャケットは、友達に貸していて今は手元にないんですが、それは黒のフェイクファーで、内側に有刺鉄線のプリントがあるフード付きのもの。めちゃくちゃかっこいいです。

最初に見せるのは、厳密にはLip Serviceのアイテムではありません。彼が80年代に着ていたオリジナルのバイカージャケットで、最初のLip Serviceロゴをシルクスクリーンでプリントしたもの。ジャケットの裏地を張り替えていて、ジッパーは壊れたままですが、私は今でもたまに着ています。

次の2点は、彼から直接もらったものではなく、私のLip Service好きな友人がプレゼントしてくれたものです。1つはスカル柄のショート丈フェイクファーフーディで、もう1つはストレートジャケット風のジャケットです。

次の3つのジャケットは、おそらくLip Serviceの中で最も有名なデザインです。このデザインがブランドを一躍有名にしました。それにはAxl Roseとの関係も関係しています。

創業者のDrewは、Guns N’ RosesのAxl Roseと有名になる前からの友人で、ある日「服くれよ」ってしつこく言われて、「もう勝手にこれ持ってけよ」ってサンプル品の山を渡したら、その中の一つの「WAR」ジャケットをAxlが選んで着たんです。その後、彼があちこちのメディアにそのジャケットを着て出るようになり、ブランドが一気に有名になりました。

その「WAR」ジャケットは持っていないんですが、似たようなプリントのジャケットを3着持っています。そのうちの1つには「GENOCIDE(大量虐殺)」と書かれていて、初期のLip Serviceはかなり政治的なメッセージが込められていました。

例えば「貧しい人にお金を」なんてタグが付いていたりして、社会的なテーマをファッションに落とし込んでいたのが特徴です。

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